2020年に設立、2022年9月に史上最速で東証TOKYO Pro Marketに上場した株式会社ペアキャピタル。圧倒的に高いインセンティブ率を誇り、ダイヤモンドオンラインが2024年3月に発表した調査結果では「年収が高い会社ランキング(従業員の平均年齢20代)」で第1位となりました。
若手であっても実力があれば大きな成果を得られるため、20代で年収5,000万円を目指している社員もいます。高い目標へ向けて邁進しているシニアアソシエイトの堀江昂汰さんにお話をうかがいました。
[プロフィール]
株式会社ペアキャピタル
シニアアソシエイト 堀江昂汰さん立命館大学大学院理工学研究科卒業後、株式会社キーエンスへ入社。主に大手製造業を対象に画像処理を中心としたFAコンサルディング業務に従事する。担当するお客様が成長戦略としてのM&Aを積極的に推進しており、その有効性を実感。自らも日本企業の成長の一助になりたいと、ペアキャピタルに入社した。ペアキャピタルではIT業を中心に幅広い業種を担当。2024年4月よりリーダーを務める。
――なぜ、M&A業界を目指されたのでしょうか?
はっきり言ってしまえば、高い収入に惹かれたためです。前職も収入面においては話題となることの多い企業でしたが、さらに大きな額にチャレンジしてみたかった。そこで「青天井で稼げる業界は何だろう」と考えた末に思い浮かんだのがM&A業界だったんです。
もうひとつの理由としては、目の前のお客様の人生を変える経験をしたいと考えたこと。これまでの仕事もお客様の問題解決には結びついており、喜んでいただくこともできていたのですが、どうしても対企業として接している感覚が拭えなかった。もっともっとお客様の人生に携われる仕事をしてみたいと思ったんです。
――実際にペアキャピタルでの仕事で、お客様の人生が変わった瞬間はありましたか?
M&Aを検討すらしていなかったお客様に、M&Aのメリットを提案させていただく中でその良さに気づいてもらい成約に至ったことがありました。
おそらく私たちとの面談がなければ、そのお客様はずっと単独で会社を経営されていたと思うのですが、より会社を大きくするための選択肢を提示でき、成約へと運ぶことができました。お客様には非常に喜んでいただけたので、良い仕事ができたと思っています。
理論的であること、数字に強いこと。理系で培った知識が生きる
――堀江さんは大学院でも理工学を修め、その後製造業を対象にしたFAコンサルティング会社に就職しています。理系を中心としたキャリアですが、これまでの経験は今の仕事の役に立っていますか?
理系の知識そのものは正直役に立つとは言えないのですが、そこで培った考え方は大いに役立っていると思います。例えば、研究を進めるためには今取り組んでいること内容が本当に最適な手法なのかどうかを多角的に検討する必要があります。M&Aでも、お客様にとって最適な提案は何なのか、お客様に納得してもらうためになぜそれを選んだのかを提案させていただくので、類似しているところがあると感じています。
――M&A業界は理系出身者に向いていると思いますか?
向いていると思います。資金や税金の計算をすることは、M&Aの仕事をする上では避けることはできません。ですから数字に強い点はまず強みになります。理論的に物事を考え、筋道を立てて話を進められるという点でも、理系出身者が培ってきた力は生かせると考えています。
なので、理系出身者のセカンドキャリアとしてM&A業界はぜひおすすめしたいですね。ただ結構泥臭い業界でもあるので、覚悟は必要です。やはり案件の獲得のためには架電回数を重ねることが求められますので、それなりの努力をしなくてはなりません。理系出身の方はそのようなことに不慣れな方が少なくないので、強い意志を持ってきていただきたいと思います。
――M&A業界にはどのような方が向いていると考えていますか?
細やかなコミュニケーションができて、賢いタイプではないでしょうか。それであってこそ、お客様に本当に必要とされている提案ができるからです。M&Aは、売り手にとってはお客様が自分の子どものように大切にしてきた会社を譲渡することですし、買い手にとっても非常に大きな決断です。当然、不安に思われる方が少なくありません。だからこそお客様の心の機微を読み取って、寄り添うことが大切だと感じています。
――数あるM&A仲介会社のなかで、転職先にペアキャピタルを選んだ理由は何ですか?
インセンティブ率の高さや、優秀な方々と近い距離で働ける点が魅力的でした。
ペアキャピタルはインセンティブ率が30%〜50%に設定されています。これは業界内では破格の数字。成約した案件数が増えれば年収にもきっちり反映されますから、努力が報われやすいんです。
私の目標は年収5,000万円を達成すること。そのためにも、今期中に2〜3件のM&Aをお手伝いしたいです。インセンティブ率の低い会社だと、もっとたくさんの案件をまとめなければ到達できないはずですが、ペアキャピタルでなら決して無理のある目標設定ではないんです。今後も前向きに頑張っていきたいですね。
――優秀な方々と近い距離で働けるとは、具体的にどのようなことでしょうか。
コミュニケーションが活発で、役員やリーダーの方々との距離が近いんです。ペアキャピタルでは、社長のことをみんな「テツさん」とニックネームで呼んでいて、いつでも話しかけられるような雰囲気があります。トップがそのような方なので、誰に対しても話しがしやすい。入社当初は想像していた以上に色々な方々と関わりが持てたので、少々驚きました。
――社内の雰囲気を教えてください。
いい意味で緩く、みんなが自由に働いています。私自身もいつもラフな服装で仕事をしていますよ。私のデスクの正面に座っているのは専務なのですが、よく雑談をしています。一緒に休憩をとってタバコを吸うこともありますよ。プライベートの話もしますし、ささいなことも相談できます。
――仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
何よりもお客様第一で判断し、お客様のことを考えて動いています。お客様が良い決断を下せるよう、誰よりも早く、かつ正確な対応を心がけています。多少自分が無理をしたとしても、それだけは妥協しないよう心がけています。
――この仕事は好きですか?
自分のことを好きになれるので、好きです。もちろんお客様のことはいつも考えているのですが、自分のために頑張っている節もあります。大変な業務もありますが、その中でも何かひとつ案件が前に進めばその度に嬉しい気持ちになりますし、案件が成約すれば特大の喜びを感じられます。頑張った成果が目に見え、達成感が大きなこの仕事は本当に大好きです。
もちろん、悩むこともありますよ。楽な仕事ではありませんし、例え案件が進んでいたとしても、いつそれがなくなってしまうかわからない不安やストレスもあります。でもそれを打ち消してしまうほどの喜びがあるんです。
実は私は趣味と実益を兼ねてボディビルディングをしているのですが、何カ月も努力を重ねた先に大きな結果が残せるという点において、ボディビルディングとM&Aの仕事はよく似ているなと思います。
しっかり稼いで、やりたいことを全部やってみたい
――目標としている人はいますか?
目標としているのは、やはり代表の田中です。全てにおいての能力が秀でていて、言葉では言い表せられないぐらい、本当にすごい人だと思っています。社長に任せておけば全ての案件が前に進むと言っても過言ではないぐらい(笑)。私も社長のような力を身につけ、他の社員から頼られる存在になりたいです。
――ペアキャピタルで実現したい夢はありますか?
しっかり実績を上げて、たくさん稼いで、自分のやりたいことを全部してみたいです。ミーハーと言われることもありますが、やっぱりハイクラスの車や高級時計は欲しい。人が憧れるようなことを全部やってみたいんです。それらがきちんと自分の頑張りで実現できるように、前向きに仕事に取り組みたいです。それらを叶えたうえでさらに余裕ができたら、今度は他の人に与えていける存在になっていきたいです。
――ペアキャピタルへの入社を検討されている方にメッセージをお願いします。
M&Aの仕事は複雑な手続きや難しい交渉が少なくなく、進めることが困難に感じられる局面がいくつもあります。だからこそ、身近に頼れる人たちがいること、相談に乗ってもらえやすいことは大切です。ペアキャピタルはコミュニケーションを取りやすい環境が整っているので、いつでも誰にでも意見を聞くことができ、相談に乗ってもらうことができます。きっとこのことは成約率にも関係しているでしょう。M&A業界で活躍してみたいという方には心からおすすめできる会社なので、ぜひご応募いただければと思います。
The Deals編集部
「The Deals」は、M&A業界の概要、求められるスキルセット、成功するためのキャリアパス、そして現在募集中の求人情報まで、幅広い情報を体系的に提供することで、これからのキャリアをM&A業界で築きたいと考える若手の求職者を支援します。