公認会計士、税理士、中小企業診断士、社会保険労務士など、専門性の高い資格を有する社員が多数在籍している株式会社たすきコンサルティング。もともとは税理士事務所として始まったコンサルティング企業ということもあり、高度な知識と経験を生かしてお客様の経営支援やM&A仲介を行っています。
M&Aアドバイザリー部では、譲渡・譲受企業の分析、審査を行うほか、企業提携部の営業職への助言、財務コンサルティング案件を請け負うなど、高度な専門知識を駆使して顧客や社員を支援しています。
ここではM&Aアドバイザリー部があることで、たすきコンサルティングがどのような価値をお客様に提供できているのか、またM&Aアドバイザリー部の雰囲気や社員の能力、やりがい等について部長の船橋武士さんとマネージャーの大友柊さんにうかがいました。
船橋武士さん
M&Aアドバイザリー部 部長 公認会計士
大学卒業後、公認会計士として上場企業、の社会福祉法人、や医療法人や証券会社などの法人監査に約10年間携わる。その後、大手税理士法人で事業再生事業として財務デューデリジェンス、株価算定、事業計画の作成やM&A関連事業に従事。さらにコンサルティング会社でM&A関連事業やM&A後の支援事業(PMI)を行った後に株式会社たすきコンサルティングに入社。M&Aアドバイザリー部で、コンサルタントへの助言の他、企業の評価等を行う。大友柊さん
M&Aアドバイザリー部 マネージャー 公認会計士
大学在学中に公認会計士の資格を取得。卒業後は大手の監査法人で会計監査業務に従事し、2024年8月にたすきコンサルティングに入社。
目次
――お二人は公認会計士の資格を生かし、監査法人やコンサルティング企業に従事されていました。なぜたすきコンサルティングで働くことにしたのでしょうか。
船橋:前職でのコンサルティング会社で、M&Aが企業の成長に役立ち、大きな変化のきっかけになると実感し、M&Aにより深く携わりたいと思うようになりました。同時期に、たすきコンサルティングがM&A仲介に注力し始めたので、ここでなら今までの知識を生かしながら一緒に頑張っていけるのではないかと思い入社を決めました。
大友:会計士という資格を生かしつつより非定型的な業務に取り組みたいと考えていたときに、M&A業界のことを知りました。日本の成長を支えられる業界だと思い興味を持っていたところ、代表の森田から声をかけてもらい入社を決めました。たすきコンサルティングの誠実さが魅力的に映ったことも大きな理由です。
船橋:たすきコンサルティングは本当に社員一人ひとりが誠実に働くことを大切にしているんです。入社前にそれが伝わり、共感してもらえたのは嬉しいですね。
大友:入社後もたすきコンサルティングの誠実さは日々実感します。営業職の方々は譲渡企業にも譲受企業にも良い取引になるように丁寧な仕事をしていると思います。
――たすきコンサルティングの強みはどこにあると思いますか?
船橋:前述の通り、営業担当が、双方の要望をしっかりと受け止めて解決し、粘り強く最後まで諦めずに取り組むところが強みです。営業担当はたすきコンサルティングの宝ですね。さらに、M&Aアドバイザリー部は税務、法務、労務の専門的な知識を使ったアドバイスができます。社労士法人、弁護士事務所、司法書士事務所、行政書士事務所との連携が強固なため、専門家の意見をすぐ取り入れられるところも強みだといえるでしょう。
大友:誠実に仲介を行えるよう、2024年の2月からは買主検討プロセスを導入して不適切な買主を事前に排除し、取引が安全に進むように取り計らっています。2024年8月に改訂された「中小M&Aガイドライン」に対しても鋭意対応中です。たすきコンサルティングは10年以上M&A仲介の業務を行っており、その間に蓄積されたノウハウやナレッジも専門性の高さにつながっています。部門間の垣根が低く、連携が密に行えることも強みだと考えています。
船橋:税務、法務、労務のプロフェッショナルが社内にいるうえ、部外との連携があることもM&Aのスピードを早めていますよね。
大友:M&Aアドバイザリー部は営業担当からの質問を一手に引き受けています。ナレッジセンターとしての役割を果たせていると言えると思います。
船橋:そのために営業担当が気軽に相談に来られる雰囲気作りに努めています。課題があれば、早く相談に来てもらって、早く解決できるよう取り組んでいます。
――営業担当からはどのような質問をされるのですか?
船橋:M&Aアドバイザリー部で作成した資料の根拠などを聞かれることが多いです。営業担当もどんどん知識をつけていて、質問も深掘りされた専門的な内容になっています。たすきコンサルティングの成長を感じますね。
大友:私はまだ入社してまもないため、船橋の回答を横で聞いていることが多いのが実情です。ただ、営業担当が譲渡側と譲受側のことをきちんと考えて仕事をしているのがヒシヒシと伝わってくるため、自分も応えなければと思います。適切な情報を提供することで、健全な取引をサポートしたいです。
船橋:大友は要望に対して的確な回答を作るのが得意なので、すごく助かっていますね。
――M&Aアドバイザリー部の構成、雰囲気などを教えてください。
船橋:平均年齢は20代後半から30代前半で、私を含め6名で構成されています。一人ひとりが専門知識を吸収しようと意気込み、責任を持って仕事に邁進しています。さらに、協力しあう姿勢を大切にしているので、わからないことはすぐに訊ねることができるようになっています。
大友:オンとオフの切り替えがはっきりしていて、知識の習得を大事にする風土があります。所属している人のバックグラウンドは様々で、IPOコンサル経営企画、与信管理、営業管理などの仕事をしていた人などが在籍しています。それぞれの専門知識を生かしつつ、さらなる知識を身につけられるよう皆真面目に取り組んでいます。
船橋:働き方は効率的になるよう取り計らっています。資料はフォーマット化して、じっくり考えるべき業務に時間を割けるようにしているんです。風通し良く、明るく仕事に取り組むためには疲れを溜め込んではいけないので、できるだけ残業が発生しないような管理を心がけています。
――M&Aアドバイザリー部で働くうえでのやりがいを教えてください。
船橋:専門的な知識が必要で、さらにそれを積み重ねていかなければいけない部署なので、知識がどんどん身につきます。私もいまだに勉強になることがたくさんあり、日々成長を感じられるのが嬉しいですね。
大友:営業担当も知識が豊富なので、なかなか簡単に回答できる質問がありません。徹底的に調べて、答えを出すプロセスをやりがいに感じますね。
――たすきコンサルティングの組織としての魅力を教えてください。
船橋:みんなが熱意を持って仕事をしているところです。会社全体で全力で進んでいる雰囲気がパワフルで気に入っています。協力しあう姿勢があるところもいいと思います。
大友:M&A業界は賑やかな雰囲気だと想像していましたが、弊社は雰囲気が落ち着いていて好きですね。
――今後、たすきコンサルティングはどのような成長を遂げていきそうだと考えていますか?
大友:国が事業承継や企業成長の手段としてのM&Aを推奨している中で、この業界自体がとても盛り上がっています。参加者が多くなれば、少数ですが悪意を持ったプレーヤーも参画してきます。業界としては、現在は過渡期にあると思いますね。誠実さを大切にするたすきコンサルティングは、取引の安全を重要視しながら、買主検討プロセスやガイドラインへの準拠を通じてM&Aの当事者の方々に安心してもらえるような取り組みを積み重ねていきたいと思います。
船橋:M&Aは企業の成長を支える一大イベントです。お客様の企業をしっかりと支えていくためには、買主審査会をはじめとして社内組織の体制を整備していきたいです。また、よりサポートを充実させるためにM&A成立後の支援業務にも携われるような体制を組みたいと考えています。一般的にはM&A仲介業務はクロージングのタイミングで業務が終了しますが、M&Aが成立したあとの両者の組織風土や制度のすり合わせにも協力していければ、よりお客様の企業に貢献できるようになると思うからです。
――入社を検討している人にメッセージをお願いします。
船橋:M&Aアドバイザリー部の体制を強化することで、一層業務範囲を広げていきたいと思っています。すでに専門的な知識を持っている人はもちろん、M&A業界で頑張っていきたいという気持ちのある方はぜひたすきコンサルティングにも目を向けていただきたいです。
大友:知識の不足に不安を覚えるかもしれませんが、M&Aアドバイザリー部には教え合う文化が根付いているため心配はありません。仕事にじっくり取り組みながら知識を吸収できる環境があるので、関心を持たれた方はぜひご連絡をいただきたいと思います。
The Deals編集部
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