独自のビジネスモデルを確立し、急成長を遂げているByside株式会社。買い手専門のアドバイザリーとして活躍するBysideには、どのような部署があり、どのような人材が活躍しているのでしょうか。Advisory事業部 Company Growth第三部の2名にお話しいただきました。
[プロフィール]
Advisory事業部 Company Growth第三部
部長 田中憲太郎さん
前職の大手M&A仲介会社にて、Byside株式会社の代表・川畑の下で4年間勤務。現在はプレイイングマネージャーとして活動し、部下の育成を手掛けながら自らも営業を行う。Advisory事業部 Company Growth第三部
越澤 聡さん
新卒で求人広告の営業を経験。2024年Byside株式会社に入社。
目次
――Advisory事業部第三部の概要を教えて下さい。
田中 BysideのAdvisory事業部では、買い手企業様に対してM&Aの提案からエグゼキューションまでを一貫してサポートしています。第三部は私を含めて4名の社員が全国各地の幅広い業種の企業を支援しています。
――田中さんは第三部の部長として、M&Aの提案・エグゼキューションだけでなく社員の採用や教育にも携わっています。越澤さんの面接も担当されたそうですが、なぜ一緒に働きたいと感じられたのでしょうか?
田中 越澤さんはずっとスポーツをしてきたと聞いたので、活発な営業活動がイメージできましたし、仕事に対する思いを聞いたことで覚悟を感じました。率直にに頑張ってくれそうな人物だと思ったので採用しました。
越澤 体育会系育ちというところは自分のアピールポイントになると思ったのでしっかりアピールしました。タフに働く覚悟があることは強調して伝えました。
――越澤さんはなぜBysideに入社したのですか?
越澤 社会にはどのような仕事があって、どのような人がどのように働いているのかということにとても興味がありました。そのため新卒では求人広告の営業をしたのですが、今後はそこからさらに上位概念にあたる経営や財務についても知りたいと思ったんです。そこで選んだのがM&A業界でした。Bysideを選んだ理由は、買い手に特化した、すなわち成長意欲の旺盛な企業にアプローチする仕事は、何か自分も成長させてくれるのではないかと考えたからです。
――越澤さんから見て、上司の田中さんはどのような存在ですか?
越澤 とても頼りになる存在です。僕は少し大雑把なところがあるのですが、憲太郎さんは細かいところまで見てフォローをしてくれます。M&Aアドバイザーはときにセンシティブな内容を伝えなければならないこともあり、そういうときはメールの文章一つひとつに気を遣わなければなりません。憲太郎さんはそのようなときに常に的確なアドバイスをくれるんです。
田中 もちろん、すべてのメールをチェックするわけではないのですが、重要なメールを送るときには確認をしています。
私からみた越澤さんは、非常に吸収が早く見込みのある部下です。まるで乾いたスポンジのように次から次へと新しい知識を吸収しています。あとは非常に行動力があるところが素晴らしいと思っています。チームを引っ張っていってくれる存在です。
入社3ヶ月ごろまではアドバイザリー契約が取れず苦しんでいたようですが、4ヶ月目から立て続けに契約が取れるようになりました。今ではすっかりM&Aの提案の流れが理解できたのではないでしょうか。
越澤 自分でも成長を感じています。アドバイザリー契約は自分のKPIでもあり、会社が重視しているポイントでもあるので、契約が取れるようになったことは自信になりました。しかもなんとなく取れたのではなく、いただいたアドバイスや自分のなかの理論に基づいて契約を取ることができているので、再現性も低くないと思います。
――田中さんによる指導で、印象に残っている言葉はありますか?
越澤 「愚直なマッチング」という言葉は、何度も夢に見るくらい印象に残っていますね。この場合のマッチングというのは買いFAである当社としては一番最初の実務のことを指しています。毎日、自分がどのような状態であっても、やるべきことはきっちりとやりきれという意味で言われました。自分の感情に左右されることなく、毎日の仕事をやりきること。僕はこれをとても大切にしています。
田中 M&Aアドバイザーは、正しい努力をしていれば必ず結果がついてくる仕事です。なので、マッチング件数と提案件数を増やしていけば、その先の数字も比例して増えていく。だから活動量をしっかり増やしていこうとチームメンバーには声掛けをしています。
越澤 憲太郎さんは言葉だけではなく、正しい努力をする姿を背中で見せてくれています。日々の行動量が圧倒的で、必死でついていかなくはと感じさせてくれるんです。
Bysideが利用している社内システムでは他の社員の動向を見ることができるのですが、そこで憲太郎さんのスケジュールを見て「こんなに忙しいのに新しい案件の提案をしているんだ」と刺激を受けています。他のメンバーとも「自分たちももっとできるはずだ」と話し合っています。
――気分に左右されずに仕事をやり切るためにどのような工夫をされていますか?
田中 とくに工夫があるわけではないですね。僕はM&Aの仕事が大好きなんです。お客様の人生に与える影響は計り知れないですし、社会的なインパクトも非常に大きい。その分、当然責任も重大な仕事です。その責任感のようなものが原動力になっていると思います。
今はByside自体が大きく成長している最中で、社員もどんどん増えてきています。勢いがあるときに業績を伸ばすことで、会社全体の成長に寄与したいです。毎年実績を積み上げてきてはいますが、今年はさらに昨年以上の成果を出したいですね。
私はリーダーとして、常に自分が一番仕事をして成果を出そうと考えています。売上だけではなく、営業活動の件数自体をこなすことで手本を示していきたい。
もちろん部下の教育も重要です。第三部に所属する部下は全員がM&A未経験ですから、手取り足取り丁寧に教える部分と、自分の頭で考えて実行してもらう部分を使い分けることを意識した指導を心がけています。
――リーダーとして悩みはありますか?
田中 大きな悩みはないですね。それよりも自分も部下もきちんと数字をあげられるようにしっかり取り組んでいかなくてはならない、サポートしなくてはならないと考えています。不安になるよりも、前を向いてやるしかないと思っています。
――三部の雰囲気を教えてください。
越澤 エネルギッシュですね。タフさとパワフルな感じは他部署よりもさらに強いと思います。
田中 本当に数字にこだわって活動しているので電話一本への対応からパワーがあるのかもしれません。
越澤 Bysideでは毎週月曜日に全社会議があり、各部ごとにその前にミーティングを実施しているのですが、第三部は憲太郎さんがその週の指針をはっきりと示していることもあり、気合が十分入った状態で全社員と会うんです。全社に覇気をもたらすことができていると思います。
田中 チームミーティングでは、各々の進捗報告のほか、スタックしている案件があればそれを進める方法を考えるなど実務的な内容について話し合っています。1週間の予定も確認しあうので、その週、やるべきことが明確になるんです。
――全社にパワーをもたらしているんですね。
田中 もっともっと突き抜けていきたいですね。全社的な底上げをしつつ、社内外で存在感を出していきたいです。私たちは営業職ですから当然目標予算が与えられるのですが、第三部ではその倍の数字をあげていこうと話しています。
越澤 先ほど憲太郎さんがM&Aの仕事が好きだとおっしゃっていましたが、僕も同じ気持ちなんです。まだまだ実績は上げてられておらず、これから頑張らなくてはならないのですが、どんどん成約していきたいという気持ちで満ち溢れています。与えられたことだけをこなすつもりは毛頭なくて、自分で掲げた高い目標に向かって毎日真剣に、必死に取り組んでいきたいと思っています。
――第三部がさらに高みに上るためには、どのような仲間に入ってきてほしいと思いますか?
田中 越澤さんのようなタイプを見ると明るいキャラクターが求められていると感じてしまうかもしれませんが、そうでなくても大丈夫です。M&A業界で中小企業の経営者を救っていくんだという覚悟があり、この仕事の社会的意義を理解して、本気で取り組みたいと考えている方にはぜひ来ていただきたいですね。
越澤 私自身は、仕事を通じて社会を知りたい、世の中にはどのような業種があって、どのような人たちが働いているのかを知りたいという好奇心からこの仕事を選びました。実際にこの目論見は当たり、多種多様な仕事に携わっている方にお会いできるのでとても楽しいです。仕事が楽しいので、毎日全力で頑張ることができていますね。なので、とにかく様々な業界や、経営について深く考えることに興味が強い方であればぜひ来ていただきたいと思います。
The Deals編集部
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