M&A業界で働く

努力する人を開花させます!たすきコンサルティング 大阪支店

誠実なM&A仲介で顧客の信用を積み上げている株式会社たすきコンサルティング。2024年7月には、大阪支店を立ち上げました。プレイヤーの少ない西日本には、まだまだ多くのニーズが眠っているようです。設立から半年経った大阪支店の状況と、採用の方針について大阪支店長の白井智嗣さんにうかがいました。

白井 智嗣さん
新卒で銀行勤務、その後大手M&A仲介業者に入社。西日本全域を主な活動拠点とし、様々なスキーム立案による解決を行う。入社以来5年連続営業目標達成。その後別のM&A事業者に転職し、西日本を管轄。2022年には営業成績優秀者で表彰。全国でメインスピーカーとしてセミナー・講演も数多く実施。50件以上に及ぶM&Aの成約に携わる。2024年より、株式会社たすきコンサルティングに入社。

案件が急増中の西日本エリア

――たすきコンサルティング大阪支店は2024年7月に設立されました。設立から半年後の現在の状況を教えてください。

受託契約が非常に増えています。東京を中心とする東日本と比べ、西日本にはまだM&A仲介会社の参入が少ないため、営業をすればするほど案件が増えていく状況です。ありがたいことに大変引き合いが多いため、これから大阪支店では積極的に採用を進めていこうと考えています。

M&A業界は東京一極集中な状態で、大阪に限らず名古屋や福岡といったエリアに進出している企業もまだ多くありません。大阪支店を早く軌道に乗せ、より広いエリアでM&Aを必要としている皆様の役に立ちたいと思います。

――西日本エリアで営業をする際に心がけていることを教えてください。

たすきコンサルティングは知名度が高い企業とはいえないので、誠実な仲介を行い、お客様にじっくり寄り添う企業であることを丁寧に説明するようにしています。 

東京に比べると他のエリアはあまりマーケットがオープンになっていません。人と人とのつながりをとても重視されるので、経営者の懐に入るまではなかなか苦労しますが、一度信用されれば紹介していただく機会も増えますので「こいつは面白い人間だ」「能力が高い人間だ」と感じていただけるように意識して動いています。

それから情報をキャッチアップし続けること。プレイヤーが急増したM&A業界ではルールもどんどん変わっていっています。スムーズな成約を行えるように日々知識のブラッシュアップをすることは欠かせません。

仕事の面白さを感じてもらえるマネジメントを

――新たな人材を獲得し、育てていくうえで、大阪支店では今後どのような点を重視していく予定ですか?

一緒に働くことになった方には「M&Aコンサルタントをやっていて良かった。この仕事は面白い」と感じていただきたいです。

M&Aは成約にいたるまでとても長い時間がかかります。その道中は辛く、厳しい。けれど途中で投げ出さず最後までやり遂げた人にはとても大きな喜びが待っています。難しい仕事であるほど「この案件は自分でなければやり遂げられなかった」と誰もが思うはずです。その面白さを体験してもらえるようなマネジメントをしていきたいと考えています。

――社員教育はどのように行っていきますか?

M&Aコンサルタントは覚えなければならないことが非常に多いのですが、一方的にインプットばかりしていてはなかなか知識が定着しません。ですから早いうちからお客様と接することでアウトプットの機会を作っていき、成長を促していきたいと思います。

例えば提案力を身につけるためには、お客様のニーズをしっかりと把握し、それを解決する方法を捻出するための訓練が必要です。人材の採用に困っている企業がM&Aを検討しているのであれば、ネームバリューのある譲受企業と一緒になることで人材の供給が可能になるケースがあります。大阪支店ではそのようなソリューションを生み出す提案ができるような社員教育をしていく予定です。

「負けたくない!」と思える人、地域への想いのある人が伸びていく

――大阪支店においては数十件もの成約経験のある白井さんが直々に教育をされることでしょうか。

そうですね。たすきコンサルティングへの入社前のことではありますが、私が助言をした後輩たちの多くは、たくさんの成約が取れるようになっていきました。
とはいえ、M&Aの仕事は手取り足取り教わるものというよりは、実績のある人のそばにいて仕事を真似ること、ライバルと競うことで能力が身につくものだと思います。「負けたくない」という気持ちを保てる環境に身を置くことが大切なのではないでしょうか。コツは教えますし、私はしっかりといい背中を見せていくので、ぜひついてきてほしいと思います。

――この業界で活躍できる人物像を教えてください。

よく言われるようにM&Aは「ビジネスの総合格闘技」なので、トークが上手なだけでは成約には至りません。法務、会計、税務といった知識を深めていくために、こつこつと努力ができる人が伸びていくと思います。

実績を出せるようになるコンサルタントの多くは成果を挙げることに貪欲になれる人たちです。頑張れば頑張るほど豊かになれるというのはM&Aコンサルタントの仕事の醍醐味ですので、やはりそのマインドがある方はこの仕事に向いていると思います。

――大阪支店の営業先である西日本エリアではどのようなタイプの人材が活躍できると思いますか?

やはり経営者層の方に気に入られる人材は成功しやすいと思います。でもそれはキャラクターの話ではないんですよ。私自身もキャラクターでもって信用してもらったことは一度もないんです。

それよりもよく勉強しているとか、深い知識があるという点が、相手の信用につながるんです。

ただ、地元出身者を贔屓する向きは多少あるので、西日本出身者の方が大阪支店では有利である可能性はあります。特に地元の経済のために頑張りたいという方は、想いが伝わりやすいのではないでしょうか。

努力をし続けられる人と出会いたい

――大阪支店で採用したい人材の条件を教えてください。

経験者でも未経験者でもかまいません。むしろ未経験者は大歓迎です。M&A仲介はときに先入観が邪魔をしてしまって成約が難しくなることがあるんです。未経験者はその点、邪魔をする経験や知識がないのでよりよく物事を運べる可能性があります。

金融関係の仕事も経験していなくてもかまいませんが、数字に強い、思っていることを言葉にできるといった能力が高い方の方が活躍できるでしょう。あとはガッツがあることですね。努力ができる方を採用していきたいです。

能力は十分にあるのにもかかわらず、ブレイクスルーできずにいた方にもお越しいただきたいです。M&A仲介はクセや習慣を見直すだけでも成約率が大きく上がることがあります。私は経験上そのあたりのところがよく見えていることが多いので、殻を破るサポートができると考えています。

――面接時にはどのようなところを見ていますか?

面接時にはいつも継続して努力をしたことがあるかどうかを訊ねています。シンプルなことのようですが、実は本当に努力をし続けられる方というのは一握りです。

例えば、仕事を進めるうえで必要な情報を毎日ノートにまとめる。得た知識を引き出しやすいように記録し、さらに情報を得るために勉強会へ出向いていく。ここまでできる人は本当にわずかしか市場にはいません。なぜかというと、これができる方の多くは優秀なので、独立して開業してしまうからなんです。けれど、まだ独立するまでの勇気が持てないような方、独立するきっかけがない方、仲間とともに頑張る方が性に合っているという方もいらっしゃいます。大阪支店ではそのような方々にぜひ出会いたいと思っています。

――大阪支店をどのような組織に育てていきたいですか?

しばらくは少数精鋭の部隊になるでしょう。それぞれが得意なことを生かして活躍できるような組織にしていきたいですね。

大阪支店で働くことになる方にはぜひ一人でも多くの経営者に会いにいってほしいと思います。やや大きめの会社の経営者の方から、気に入られるような人物になってほしいです。

また、大阪支店で働く方には基本動作を忠実に行うことは守っていただきたい。面白くはないので嫌がる方も多いのですが、基本動作を抑えていれば成約できる確率はぐんとあがります。このようなことに地道に取り組める方をお迎えしたいです。基本動作ができれば成果は必ずついてきます。考えずとも手を動かせるようになれば、私が教えるようなことはなくなりますよ。

――応募を検討している方へのメッセージをお願いします。

たすきコンサルティングは組織が大きくない分、社内で競合するということがほとんどありません。西日本をメインエリアとする大阪支店ではそれが一層顕著です。

効率よく働ける環境だとは思いますので、自分の能力を思う存分発揮して働きたいという方はぜひご連絡をいただければと思います。

The Deals編集部

The Deals編集部

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