2024年ダイヤモンド・オンライン発表の「年収が高い会社ランキング2023最新版【従業員の平均年齢20代・48社完全版】」で1位の座を手にした株式会社ペアキャピタル。優れた人材の採用を重要な経営指標に置き、積極的に採用活動を行ってきた同社は、2024年にRight Brothers株式会社との合同企画による特別選考会を行いました。その企画は、Right Brothersの代表取締役である高野 匠が応募者と面談を行い、ペアキャピタル社員としての採用の可否を決めるというもの。今回は、その企画で見事ペアキャピタルに採用されたコーポレートアドバイザリー部・坂口 梨絵さんとコーポレートアドバイザリー部・梅本 隆誠さんに、ペアキャピタルを選んだ理由や今後の抱負についてお話をうかがいました。
【プロフィール】
コーポレートアドバイザリー部
坂口 梨絵さん
明治大学法学部卒業後、大和証券株式会社に入社。7年間リテール営業に従事し、社長賞を複数回受賞。経営者と相対する中で、事業承継に関する課題に直面している方が多いことから、自身もM&Aに関心を抱くようになる。その後、独立系M&Aアドバイザリー会社に入社し、提携先とのアライアンス営業を経験する。2024年5月、ペアキャピタルに入社。コーポレートアドバイザリー部
梅本 隆誠さん
奈良県橿原市出身。滋賀大学で経営・会計学を学んだ後、楽天グループに入社し、100社以上の企業のECコンサルティングを担当。
全国5拠点(名古屋、仙台、札幌、大宮、東京)での勤務経験を通じて、地場産業の魅力を感じると共に、地方の地場産業が廃業していく現状を実感し、M&Aの必要性を認識。2024年7月にペアキャピタルに入社。
目次
――現在の仕事内容と担当している業界を教えてください。
坂口:電話やメールなどで問い合わせて譲渡企業を探し出し、相談を受けながらM&Aに向けた提案をしています。担当は建設業や運送業、製造業、サービス業界です。
梅本:IT業界のなかから譲渡企業を探し出し、M&Aの仲介をしています。現在はITシステム開発やSES(システムエンジニアリングサービス)の企業が譲渡企業となることが多いですね。譲受企業に対しては、今の事業をより成長させるための成長戦略型のM&Aを提案しています。
梅本:坂口さんはどのようにして今の仕事に就いたんですか?
坂口:ペアキャピタルに入社する前は、別のM&A会社に勤めていました。会計事務所を中心に営業をしてM&Aの相談を受け、アドバイザリー契約の受託をするところまでが私の仕事でした。そこから先は別の案件担当者に渡していたため、M&Aの本当の意味でのKGIである成約に携わることはありませんでした。成約も担当したいという思いと、年収を上げたいという気持ちがあり、転職をしました。梅本さんはどのようにして?
梅本:前職では楽天市場のECコンサルティングをしていたのですが、担当する中に全国にホームセンターの事業を展開する企業がありました。その企業が他社の事業をM&Aで買収したところ、ECモールでの売り上げが3倍になったんです。そのインパクトに感動し、M&Aに興味を持ち業界について調べるようになりました。M&Aを成功させたときの報酬金額の大きさも知り、魅力に思いました。年収を上げつつ世の中に影響を与えられるところに強く憧れるようになったんです。
――ペアキャピタルに入社しようと思った理由を教えてください。
坂口:前職の飲み会の席で「田中哲さんはすごい」と職場のメンバーが言っているのを耳にしました。そこでペアキャピタルについて調べてみると、考え方が新しいし、働きやすそうだし、希望する業務に携われそうだったため興味を持ちました。
梅本:僕も代表の田中がいるから入社しようと思いました。登録した転職サイト経由でRight Brothersの担当者からメッセージをもらい、M&Aについての話をたくさん聞きました。そのなかで「元気でポジティブな人に惹かれるのですが、そのような経営者はM&A業界にいませんか?」と尋ねたところ、代表の田中の名前が真っ先に上がったんです。それを機に、ペアキャピタルに興味を持ちました。
――お二人はM&A仲介専門の人材サービス企業のRight Brothersの高野の面接のみを通じてペアキャピタルに入社されました。やや奇妙にも感じられるこの企画になぜ参加したのでしょうか。
梅本:M&A業界は内定率が1%と言われています。いくつも選考を受けなくてはいけないし、採用される可能性も低い。採用企画なら、高野さんに認められさえすれば入社できるということがモチベーションになりました。高野さんと話している中で、考え方が似ていると感じることが多く、尊敬できる人だと思っていたので、ついていこうと思いました。
坂口:M&A業界で高野さんを知らない人はいません。その高野さんに認められなかったら、潔くM&A業界で働くのを辞めようと思ったんです。面接で自分の力を試してみたいと思ったためチャレンジしました。
――採用企画では、ペアキャピタルに入社したらどのような活躍ができるかをプレゼンしなければなりませんでした。どのようなアピールをしたのでしょうか。
坂口:私は新卒で入った証券会社では新規開拓の営業を、前職でも会計事務所の新規開拓をしており、働き始めてからずっと営業職に携わっています。架電も、飛び込み営業も、お手紙での営業も泥臭くやってきました。その泥臭い仕事を一生懸命やり、成果に必ず繋げますと伝えました。自分の行動量をアピールしましたね。
梅本:坂口さんの架電の量、すごいですよね。いつも負けられないなと思って見ています(笑)。僕はすごく負けず嫌いなんですけど、坂口さんも同じなのかなと。
坂口:そうですね、一番になりたいです(笑)。
梅本:僕は「成果を出すまで頑張り続けられる、負けない人間です」とアピールしました。勝つまでやり続ける根気強さがあります。学生時代、スポーツも受験もかなり苦労したタイプなのですが、やり続けていたら成果を出せたので、自分を信じていますと伝えました。
――入社の際に、成し遂げたいと思ったことを教えてください。
坂口:より多くのお金を稼ぎたい!ですね(笑)。
梅本:僕もそうです。サラリーマンのごく一部しか稼げていないような金額を稼いでみたいです。
坂口:ペアキャピタルには成果を上げて年収1億円を達成した方もいるので、そこを目指したいですね。年収が高いということは、それだけ会社に利益をもたらしているということであり、社会に与えるインパクトも大きいということなので。頑張りたいと思います。
――その目標に近づいている実感はありますか?
坂口:考えて行動し続けているので、少しずつ近づいていると思います。ただ、理想までの道のりが長く険しいので苦しいことも多いです。いつか報われると信じてやるしかないですね。後から振り返ると、がむしゃらに頑張っているときが一番楽しいことも多いですから。
梅本:先日、アドバイザリーの契約を一件受託できたので、目標に一歩近づけたと思います。もちろん、先輩方のおかげですが。成約への第一歩がアドバイザリー契約だと思うので、嬉しかったです。
坂口:入社してまだ2カ月ちょっとなのに、もうアドバイザリー契約を取ったと知ってびっくりしました。梅本さんのアポの報告件数の多さにも驚いています。
梅本:ありがとうございます。これからも切磋琢磨していきましょう。
――理想に近づくために、何をしようと考えていますか?
坂口:インプットとアウトプットを高速で繰り返し続けることですね。M&Aと一口に言っても、お客様によって考え方も進め方も違います。そのため、お客様に合わせた提案ができるように、練習をし続けています。早く実績を出すためには、ウジウジ悩んでいても仕方がないので、電話して訪問して、面談して、を繰り返していますね。
梅本:まずはお客様との接触機会を増やすことが一番大事なので、アポイント数を増やすことを意識して、インプットとアウトプットを永遠に繰り返しています。坂口さんと同じです。
坂口:成約は受託からしか生まれないので、お客様との接点を増やすことが大切ですよね。面談がうまくいかなかった、ニーズがなかったという場合でも、喋る練習にはなると思うので、無駄なことはありません。
梅本:もともとはM&Aを考えていない企業様の方が多いですから。そのような場合でも、僕たちが提案できる価値を伝えると、心に響いたような表情をされることがあります。その瞬間が楽しいですね。気持ちが動いたことがわかると嬉しくなります。
坂口:面談で話が盛り上がると営業マンとして純粋にやりがいを感じますね。
――今後はペアキャピタルをどのような会社にしたいと考えていますか。
梅本:一番成約が取れて、一番選ばれる会社にしたいですね。日本で最速で上場した会社ですし、20代の年収ランキングも一位なので、一番にこだわる会社だと思っています。
坂口:行動量が評価される会社にしたいですし、自分自身も挑戦し続けたいです。
梅本:僕たちの行動量が会社の売り上げや業績につながると思うと、やる気が出ますよね。
――どのような仲間と一緒に働きたいですか。
梅本:M&A業界で何かを成し遂げたいと思う強い意志があり、その目標を達成するために努力し続けられる人と働きたいです。M&Aは数年単位の中長期に渡って時間をかける仕事だと思います。暗いトンネルの中を毎日全力疾走で駆け抜けるような仕事です。それを楽しめる方と働けたら嬉しいです。
坂口:上司が「我に七難八苦与えたまえ」という言葉を大事にしていて、かっこいいなと思っていて。これ以上しんどいことはないと思うくらい辛いことを乗り越えても、また大変なことがある。でも、それをどんどんクリアすることで自分のキャパが広がっていくのだ、という意味だそうです。そんな不撓不屈の精神を持つ、覚悟のある方と一緒に働きたいです。
The Deals編集部
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