多様性を認め合いながら、成果にコミット。会社を牽引する部の役割と思いとは

買い手特化のM&Aアドバイザリー業務を中心に事業展開をしているByside株式会社。2024年7月に組織編成をし、買い手企業の探索からM&Aの実行支援をおこなうAdvisory事業部はCompany Growth第一部から第四部に分かれることとなりました。いずれの部もお客様を第一に結果にコミットしているのは共通していますが、働き方や雰囲気などが大きく異なるとのこと。
今回は、Advisory事業部 Company Growth第一部の部長・貞孝侑さんと同部のメンバーである古河秀鴻さんに、部の雰囲気やお互いに対して思うこと、今後の抱負についてお話を伺いました。

[プロフィール]
Advisory事業部 Company Growth第一部　部長
貞孝侑さん
新卒でサービス業大手で営業および広告の販売に従事。転職後、大手M&Aの仲介会社にてアドバイザリー業務を担当したのち、Byside株式会社に入社。

Advisory事業部 Company Growth第一部
古河秀鴻さん
新卒で大手M&A企業に入社し、M&AおよびIPOの両面から、企業の成長を支援する提案を実施。その後、Byside株式会社に入社。

自由でありながらも、結果にコミットした働き方を実現

ーーAdvisory事業部 Company Growth第一部はどのような部ですか？

貞孝：売り案件の中からこれぞというものを見つけ出して、買い手企業様にご提案し、ディールの進行をするのがメイン業務です。部には4名所属しており、古河と、元大手通信会社の営業担当、元投資会社社員からなります。出社するかどうかは基本的には自由で、働き方の縛りがなく、休むときはしっかり休める部です。ただ結果が求められる部なので、やることはしっかりやる、を心がけています。

古河：自由にスマートに結果を求めるという感じです。貞孝さん以外のメンバーも、弊社の中では社歴が長めなので、他の部の新人たちと連携して彼らに対してインプットをおこなうこともあります。それと同時に、自分たちも結果を出すことに注力しています。

貞孝：社内にはずっとデスクにいるような真面目な部もあるのですが、うちは全員が揃うタイミングがあまりありません。独立して動きつつも、密にコミュニケーションを取っているという感じです。

オーナーシップを持ちながら、日々業務に取り組む

ーーお互いの第一印象と、現在の印象を教えてください。

貞孝：前職でも上司部下の関係だったのですが、その頃も今も、とても真面目な子だと思っています。出会った当時と比べると、日々オーナーシップが身についているのを感じます。

古河：恐縮です。貞孝さんのイメージはずっと変わらず、頭のキレる人です。効率的に業務を回しますし、案件を進めていくうえでの交渉力が本当にすばらしくて、先々を見据えた対応ができるところを尊敬しています。前職に引き続き貞孝さんが上司で嬉しいですね。

貞孝：この会社に古河を誘ったのは私なのですが、来てくれたときは嬉しかったです。一方で、上司部下という関係が続き、古河の人生を担う責任の重さも感じます。古河が成功できるようにフォローしていく義務があると思っています。

ーー個人および部で、どのような成長をしていますか？

古河：個人としては、オーナーシップを持てるようになったうえ、資料作成や交渉にこだわりを持って着手できるようになりました。お客様からお礼の言葉をいっていただくことも増え、ますますやりがいを感じます。

貞孝：すごくプライベートなことなのですが、最近第二子が生まれ、朝の送り迎えなど時間の制約が増えました。その結果、プライオリティを見極めて仕事に取り組むようになりましたし、よりオーナーシップを持つようになりました。部に関しては、会社の売り上げを牽引する立場だと自覚しているので、皆がそれを自覚して、覚悟を持ってコミットしてくれています。

古河：部内での日々の伝達も最速でできている実感があり、すごく雰囲気のよい状態で働けています。

ーー成果を求められることに対してプレッシャーはありますか？

貞孝：もちろんありますが、この業界にいる以上は仕方ないことですし、慣れています。

古河：正直、私はめちゃめちゃプレッシャーを感じています（笑）。ただ、部の週次会議で擦り合わせをして、都度軽減してもらっています。

貞孝：古河は本当に真面目ですぐ弱ってしまうので、フォローが必須です。入社時にストレスレベルをテストするのですが、古河は一番ストレスに弱いEランクで。国民の2%くらいしかいないそうです。私は反対の上位2%のSランクなんです（笑）。

古河：上位2%と下位2%で理解し合いながら業務に取り組んでいます（笑）。

ーーお互いのよいところと、変えて欲しいところを教えてください。

貞孝：古河は案件を進める中で、適切な情報を適切なタイミングでまとめる能力が高く、弊社の中でもトップレベルだと思います。変えて欲しいところは、強いていうなら、真面目すぎるところですかね。

古河：貞孝さんは、ディールの運びが日本でもトップクラスなので、全面的に尊敬しています。また、考え方がスマートで、説明や生き方にいつも納得がいくのでそこも学んでいきたいですね。貞孝さんの働くうえでの3ヶ条（義理人情、価値観を尊重する、やるときはやる）はいつも心に留めています。変えて欲しいところとしては、秘書をつけて欲しいです。ぜひご検討ください。

貞孝：単純事務系の仕事が苦手でミスが多いので、手伝ってくれる人がいたらありがたいです（笑）。

初めての成約をお祝い。チームとして頑張るDNAを受け継ぐ

ーーお互いについて、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

古河：私がこの会社に入って初めて成約した日に、貞孝さんがお祝いの席を設けて、ネクタイのプレゼントをくれました。成約も決まって、お祝いもしてもらって「こんなに嬉しい日はないな」と思いました。

貞孝：私が前職で思うような結果が出せず、ようやく成約を決めたときに当時の上司だった弊社代表の川畑からネクタイをもらいまして。そのときに、チームの一員として認められたような気持ちになったんです。そのときの想いを受け継ぐ形で、古河にネクタイを渡しました。今後も一緒に頑張っていって欲しいという気持ちを込めました。

古河：その後、いろいろな案件を成約させていますが、やはり初めての成約というのは忘れられないものです。私も部下ができたら、このDNAを繋いでいきたいと思います。

ーー今後、部として・個人としてどのようなことを実現したいですか。

貞孝：部としては、結果を残せるよう取り組んでいきたいです。プライベートが充実すれば仕事も頑張れるという考えを基に、私生活も重視してもらえるよう支援していきます。また、個人はもちろん、第一部の部員だけでなく他部のメンバーの成長に対してもサポートし、足元の会社の目標である“上場”に向けて貢献していきたいと考えています。

古河：個人としては、今年7件の成約をするのが目標です。上場を支える一人として頑張っていきたいです。また、プライベートでは結婚がしたいですね（笑）。

ーーどのような人に入社して欲しいですか。

古河：情熱を持った人が来てくれたら、会社が盛り上がりそうです。同じ夢やビジョンに向かって一生懸命取り組んでいける、そんな人が来てくれると嬉しいなと思います。

貞孝：ビジョンを持ち、何かに打ち込みたい、コミットしたいという想いを持っていて弊社に入りたいという人がよいです。反対に、M&A業界は稼げるからという理由で志している人にはあまり弊社はおすすめできません。情熱を持って一緒に働ける人を探しています。